7〜8話

まとめて書いちゃうけども研さん受難の回。

ここまでのエピソードこんなにいる?研さんも研さんに関係する周囲の人達もどんな人なのかは十分にわかったから、いい加減話を進めて〜!と何度思ったことか。。。

 

1話2話で張った伏線の回収もまだですよ。

残りたった2話で全部回収するのだとしたら「雑」過ぎる。

ってかもうあと2話しかないんだけどね。

 

フランケンシュタインの恋、俳優陣の芝居の繊細さと反比例するかのような脚本や演出の雑さ。

ドラマ開始直後は哲学的なセリフが胸に迫ったり、あれはどういう意味なんだろうと深読みしたり裏読みしたりと結構楽しかったのに。

もったいないよ、本当に。。。

8話のラストでは、また津軽さんが「一緒に逃げましょう」と涙を流しながら研さんをに話しかけている。作り手としてはクライマックスくらいの意気込みシーンなのかもしれないけど、今までの津軽さんの研さんへの塩対応をみるに、「またその場限りの適当な事言ってる」としか思えないんだよ。

一緒に逃げるほど心を通わせたのか?

そんなシーン見てないし。

Pのインタビューではハッピーエンドが待っているとのこと。

誰かを一人ぼっちにさせなきゃいいとか安易な方に進まなきゃいいな。

 

消せない毒を持ちながらもいつも応援してます!

 

フランケンシュタインの恋 6話 ただただ つらい

そんなに突っ込むなら見ない方が身のためだよと言われても見ますよ。

フランケンシュタインの恋、添い遂げますよ。

 

6話、研さんのアドベンチャーウィークだった。研さんの大冒険。コンビニ、離婚の話し合いに、幼稚園に、ラジオ出演。

一つクリアすると魔法の石がもらえて、7個集めると人間になれるって言われてる。

でも、ヘマをすると博士に石を取られるから慎重にね。

大工の仕事は鉋掛けが上手だったから早々に魔法の石をもらったのに、最近は職場放棄気味でついに昨日取り上げられた。

今のところ、貯石 4個

来週は何個もらえて何個取り上げられるのかな。

 

稲庭先輩も天草も、研さんを道具にして自分の気持ちを満たそうとしている。

両思いのはずの津軽さんは研さんに危機が訪れても、例の困り顔で眉間にしわを寄せるだけ。

 

今のことろ、研さんを一番思いやってるのは美琴。先輩の不穏な行動を敏感にキャッチしてちゃんと釘をさす。

稲庭先輩と津軽さんの仲を気にするが故に、その周辺の人である研さんに目が行ってしまうという。

美琴はもともと世話好きで人の事ほっておけないタイプなんだろうな。

 

ここまで書いて、はたと気付く。

人物の描写、美琴についてはこんなに人物像がハッキリと見えてくるのに、天草や津軽さんは全く見えてこない。

「美琴らしいよね!」っていう事柄は思い浮かぶのに、「津軽さんらしいよね!」って言われることは何一つ思い浮かばない。

 

稲庭先輩は悪庭に片足突っ込んでるけど、そんな行動をとってしまう理由はよくわかる。大切に思っている人の側に居たいというシンプルな願いがあるから。

 

十勝さんにしてもそう。芝居が上手いが故になまなましい。うるさくて怖いと思っている人も多い事だろう。でも、自分の番組にじわじわと幅をきかせてくる新参者は警戒したいし、追い払いたい。だって仕事だもん。

 

人物像がしっかりしてるって、これ基本中の基本なんじゃないの?

それがなかったらお話、始められないよねぇ?

「これは最後まで見て、あの時のこれはこの事だったのか〜」と楽しむドラマなんじゃない?って言ってる人をみかけたけど、じゃそこまでの9話はなんでしょうね。

 

このセリフ、この仕草、この表情、きっとこうなんだよ、こういう事なんじゃない?

という深読みは、しなくて良いと悟りました。

5話では既に両思いらしいですね、制作チーム側では。全然伝わってなかったですよ?

深読みの楽しみさえ取り上げられて、これ以上、私は何をすればいいのだろう。

 

玉名さんのお料理が食べたい。。。。

 

ではまた今度。

5話までのざっくりとした書かずにはいられない思い

久しぶりの連ドラ主演

楽しみに待っていた先には。。。

 

1話視聴後、これは!これは!伝説のドラマになる!と思っていたのに、2話で?3話でなんとか持ち直し、4話も5話も??だったこのドラマ。

ツイッターでは書ききれないのでついにこのような場でこのように書き留めることとなった。

 

フランケンシュタインの恋は、セリフの真意をどう取ればいいのか分からず結局オーデオコメンタリーで確認している‬始末。

もちろんオーデオコメンタリーで私が疑問に思ったシーンの解説が必ずあるわけではないので、もやもやしっぱなしのこともある。

私の理解度が未熟なためなのか、感性にあわないだけなのかは、ハッキリとはわからない。その他のドラマに関してはこんなに引っかかりながら見ることはないので私の感性に合わないだけなのかもしれないとは思っている。

 

それでも見続けるのは綾野さんが出演しているから。そうでなければとっくに見るのをやめている。

キノコは何の障害にもならないが、人物の気持ちに整合性がないのがなんともイライラして見ていられない。

人物のと言ったが、はっきり言えば津軽さんただ一人。

綾野さんと稲庭工務店、ラジオチームのターンはグイグイと引き込まれる瞬間があるのに。。。

王道の恋愛物語と言いつつ、ヒロインがあれでは元も子もないではないか。

♪どうせこんな事になるのなら初めからこのテーマを恋愛ものとは遥か遠い友情ものにしてくれりゃ良かったのに〜♪と歌いたくもなる。

 

‪5話で津軽さんが「好きです」と告白めいた言葉を発するシーンについて、どう理解すればいいのかわからなかった。

興奮して白い胞子を放つ研さんを落ち着かせるためのその場限りの言葉と受け止めたからだ。‬

 

この回のテーマとも言える「嘘と思いやり」において、お金を騙して借りた飯塚と比べ物にならないほどに残酷な「嘘」だと感じていた。‬

気持ちがないのに、研さんの気持ちを十分に知っているのに、これは酷すぎないか⁉️と。

 

ところがオーデオコメンタリーで綾野さんの解説を聞いて椅子から転げ落ちそうなほど驚いた。

「この二人はもう両思いです」

 

え?え?いつから?いつから?

 

4話のキノコを満開にさせたあの二人のシーンで両思いに持ってこさせた力業としか言いようがない。

あれは研さんの告白と思っていたが、津軽さんの気持ちもその時にすでに寄り添っていたと言うことか!。。。。?

 

5話においても冒頭からして、津軽さんが研さんを「好いてる」と言う雰囲気は感じ取れなかった。いつでも指導者的な物言いで、とても相手を思いやるような空気は伝わってはこなかったから。

むしろ津軽さんのおばあちゃんの方が優しい眼差しで、研さんにはおばあちゃんの方が合っているのではとすら思ったものだ。

おばあちゃんなら「歳の差50歳の恋」に縮められた。

 

なんとか椅子から転げ落ちるのは持ちこたえたが、したり顔で「何でわからないのかな?」って言ってる人に「あなたもわかってなかったじゃないですか?」と言いたかった。

 

「幾ばくもない命なら将来を考えられなくてあんな態度になるのもわかる」「死を迎えることがはっきりしている病気を抱えている津軽さん、恋愛したくない気持ちわかる」と私が「わからない」と言う気持ちをねじ伏せるような津軽さん賛辞もあった。

「何でこれがわからないの?津軽さんの精一杯の告白だよ」とか言ってた人は、その後綾野さんの「両思い発言」を受けるツイートは見当たらない。

何を感じようと何を発言しようと、それは見ている人の自由だからお好きにどうぞとしか思っていないが、正直に言うと、この人達もドラマの伝えたい事は感じ取っていないんじゃないか、綾野さん可愛さで何もかも都合のいいように脳内補完してるんじゃないかと考えている。

 

ドラマを通して何を見て何を感じて欲しいのか。

受け取る側にこんなにも大きな理解の隔たりがあるのを製作者はご存知か。

今のところ、ドラマを通して観察と分析しかできていないよ、私は。

 

津軽さんがこの先長くない事、病気を患っている事、津軽さん本人の口から発せられるまでうっかり忘れてしまう。毎回。

「あ!そうだった。病気だったんだ。しかも長くは生きられないんだった!」と。

 二階堂さんご本人の持って生まれた生命力が影響するのか、「余命幾ばくもない病を患っている」空気感がまるでないのがそもそもの問題なのではないかと思っている。

役者なら雰囲気を空気を纏って欲しい。この物語の大事なとこだよと、じれったく思っている。

誰よりも長寿そうな沖縄感が災いしている。

意地悪のように聞こえると思うけど、これはキャスティングからしてダメだったのではと思わずにはいられない違和感。

 

全10話の折り返しにきて、今後の道のりを考える。もっと可愛げのあるヒロインに何でできなかったのか。最終回こそ、それが効いてくるんじゃないのか?二人の恋を見守って応援してきた視聴者がいなかったらどうやって物語を終えるのか?

 

津軽さんを生かし、森に帰る(還る)研さん」の画が私の頭の中にはあるのだが、「やっと森に帰れて良かったね!!もう出てくるんじゃないよ!」と言ってしまいそうな自分も見えるのがつらい。

 

まだ書きたい、書き足りない。

でも忙しくてこれにておしまい。

 

こんなにも文句言いながらも6話も見る。

6話もこんな調子ならまたここにダラダラと書きにくるかもしれません。よろしく。